オーロラを見たい!〜中年夫婦のフィンランド旅行記

死ぬ前に一度オーロラを見たかった、日本語しかわからない中年夫婦の旅行記です

(2)成田空港〜フィンランド 手ぶら旅?

憧れのフィンエアー、おしゃれなロゴですよね。

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何気なく荷物が積まれてますが半日後に悪夢が・・・

 

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この歳になるとビジネスでないと辛い・・・出費は半端ないけどここは譲れないところ。

ビジネスで2席取ると、窓側の縦並びか中央の2列。景色が綺麗だったから窓側で正解だったかな?

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 楽しみにしていたマリメッコのトラベルセット。

ブランケットもマリメッコ

 

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(写真左)このあとすっかり病みつきになるブルーベリージュース。ここが始まりだった。

(中)日本食の香り箱。ずいぶん凝った内容です。これが夕食かと思ったら前菜だった・・・普通に美味しかったです。

(右)それにしても塩コショウの入れものまでかわいい。

フライトは10時間弱・・・映画観て食事してウトウトしてたらあっという間に到着です。

 

ヘルシンキ空港で乗り継ぎ

日本はコロナウイルス騒動で成田空港はマスクの人ばかりでしたが、ヘルシンキにはほとんどマスクの人はいませんでした。

 

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到着ロビーに着いたらまず正面にラーメン屋さん

おしゃれなカフェとかもありましたが、なにしろ乗り換えが1時間しかないので一目散に搭乗ゲートへ。キッティラ行きは満席で、搭乗ゲートの前は人でいっぱいでした。

 

前に読んだブログで、ヘルシンキからの便は自由席だと書いてあったので心配していたのですが、きちんと指定席でした。10年くらい前のブログだったので、進化したんですかね。

 

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飛行時間は1時間半。まだ日は沈まず、空からのオーロラはなし。

 

 

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キッティラ空港はメインの建物以外何もない。接舷された階段車を降りて地面に。思ったほど寒くない(-1℃くらい)

歩いて空港の建物へ、ほんの数十メートル。

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ロビーもおしゃれだねなんて言いながら・・・この後の悪夢を知らずに。

 

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荷物が流れてくるコンベア・・・後の鹿がかわいいねなんて言っていたが・・・

飛行機は満席でざっと7〜80人は乗ってたのに流れてきた荷物はわずか10個くらい〜待っても待っても流れて来ず、そのうちにコンベアは止まってしまった。

 

なんと荷物が届かない!

 

多くのお客さんが空港の職員にいろいろ聞いているようだが、私たちはさっぱりわからない。あまりの動揺にその様子も写真に撮ってない!

荷物を持たずに出ていく人と待ち続けている人・・・だんだん後者が少なくなってきた。

途方にくれてとりあえずレヴィにいるFツアーの駐在員さんに電話(Fツアーでよかった)して相談。

スタッフにもらった紙に手荷物番号とホテル名を書いて、空港スタッフに渡す。スタッフのおばさんも何枚もの紙をクシャクシャに手に握り(そのままゴミ箱に行くんじゃないかと不安)、何度も同じ説明をしているためか目が三角になって怒っていた。

どうやらフィンエアーストライキが重なり、職員は残業しないことになったらしい。

日本人だったらこんな時平謝りなんだろうになあと思いました。

 

スタッフの恐いおばさんに紙を渡して、(半信半疑ではあったが他にやりようもないので)レヴィ行きのバスに。

 

かもめ食堂」や「雪の華」を観て笑っていた私たちが、映画のとおり荷物が届かず、東京の格好のまま手ぶらの旅行(機内持ち込みの手荷物はありますが)になってしまいました。

私たちのフィンランド旅行はとてつもなく不安なスタートを切ったのです。