オーロラを見たい!〜中年夫婦のフィンランド旅行記

死ぬ前に一度オーロラを見たかった、日本語しかわからない中年夫婦の旅行記です

(12)ロバニエミ〜モイモイ号でオーロラ

夜はモイモイ号でオーロラハンティング。

まずコタと言われる小屋へ。

f:id:outouazumi:20200322212037j:plain
f:id:outouazumi:20200322212057j:plain
f:id:outouazumi:20200322212116j:plain

暖炉があって、飲み物はフリードリンク。

例のブルーベリージュースのホット版。ホットでもおいしい。

(写真中)小屋のおばさんの手作りクッキー。これもおいしかった。

(写真右)暖炉でウインナーを炙って食べる。

向かいに座ったのは大阪から来たという卒業旅行の女の子3人組。うちの娘と同じくらいの歳だが、みな素直そうでいい子たちだった。

この子たちにはヘルシンキで再会することになる。

ちなみにモイモイ号のガイドはフィンランド人の若い女性Aさん。北海道大学に留学していた日本通で、女の子たちとも話があってました。

f:id:outouazumi:20200322212214j:plain

サルミアッキについてAさんに聞いてみました。 フィンランドではこの凶悪な味のお菓子を子供の頃から好んで食べているそうです。信じられませんが、彼女によれば「日本人が納豆食べるのが信じられない。」とのことなので、まあそんなもんなんでしょう。

 

いよいよオーロラ。コタの先の湖で観測。

f:id:outouazumi:20200322215356j:plain

f:id:outouazumi:20200322215222j:plain
f:id:outouazumi:20200322215308j:plain

これもこれで素晴らしいが、ロバニエミは緯度が低いこともあってオーロラは北の空に拡がる・・・その点頭上いっぱいに拡がったレヴィのオーロラに迫力で及ばない。

でも満足。

f:id:outouazumi:20200322215856j:plain

ちなみに肉眼ではオーロラのように見える雲も写真に撮るとこの通り。今回は見事なオーロラでしたが、微妙なやつは写真に撮って判断するようです。

 

ちなみにレヴィのキートス号のKさんから聞いた話ですが、もともとオーロラを観にくる外国人は日本人くらいだったらしいです。地元の人は見えるのが当たり前だし、ヨーロッパの他の国の人はオーロラなんて知らなかったみたいです。

ところが日本人がオーロラを観にくるようになってから徐々に他の国にも広まっていき、今では世界中の人がオーロラを見にきます。なのでフィンランドの人たちは日本人に感謝していて、日本人を大切に思ってくれているらしいです。

Aさんによれば、フィンランドの人はオーロラを見るのは普通だけれど、日本でいえば桜を観に外国人が来るようなもんじゃないかなと。

 

キートス号(レヴィ)とモイモイ号(ロバニエミ)の比較。

モイモイ号の方はきちんとコタ(軽食つき)が用意されていて、その先の湖でオーロラを観る感じ。見えなければ場所を移動するかもしれませんが、まずコタでのサービスありきな感じですね。

キートス号は特にベースを持たず、何ヶ所かのスポットで見えそうなところに行く感じ。一ヶ所で見えればこんなに移動しないと言ってました。

ガイドは年の功でキートス号のKさんに軍配ですかね。でもモイモイ号のAさんも頑張ってくれましたし、それぞれ別の楽しみ方ができました。

両方乗ってよかったと思います。